【movies】父親たちの星条旗

監督:クリント・イーストウッド
出演:ライアン・フィリップ、ジェシー・ブラッドフォード、他

クリント・イーストウッド監督の硫黄島二部作の一作目。
硫黄島での戦闘に参加したとある米兵たちの視点を
通して描かれる。

硫黄島で、思わぬ日本軍の攻撃に遭う米軍だが、
その圧倒的な戦力で擂鉢山を占拠し、その頂に星条旗を掲げる。
偶然にも、カメラマンによって撮られた写真に写っていたことで
英雄とされ、帰国し、政府の広告塔として各地を行脚しなければ
ならなくなった3人の兵士たちの物語。

「プライベート・ライアン」のノルマンディ上陸作戦のごとく
展開される硫黄島の戦闘シーンと、アメリカで行われる
まるで夢のようなお祭り騒ぎが異様な対比となっている。
真実を隠し、あくまで彼らを英雄扱いして戦争を続けるための
資金獲得のみを追求する政府の役人たち。
それに対する3人は何を語るべきか?
バカみたいに熱狂する群集に対して、あの悲惨な戦場の何を
伝えたらよいのか?

グレー調に統一された色彩は結構私好み。
単純なリアリティにとどまらず、作品に引き込むような
強い意思が全編に溢れている。
クリント・イーストウッドの存在感は監督になっても
衰えないなァ。

そして滲み出る戦争の不条理感。
国のために戦うということすら、この映画を観た後だと
「本当に?」と疑ってしまう。
「本当に戦うに値する国なのか?」と。

戦争は確かに、それだけでも悲惨で許されざる行為だろう。
だが個人を食い物にし、精神的に追い詰め、潰していってしまう
ショウビジネス(政治もある種のショウビズか?)だって
許されるものではないかもしれない。
メディアが示すイメージに軽率に飛びつく現代の私たちもまた、
どこかの誰かを傷つける罪を負っているのかも。



☆×4(5点満点中)

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へこみやすい魚座、最近自分は天然かもしれないと思い始めたAB型。
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