【movies】ノーカントリー

監督:ジョエル・コーエン&イーサン・コーエン
出演:トミー・リー・ジョーンズ、ハビエル・バルデム、
ジョシュ・ブローリン、他

コアな映画ファンなら避けて通れない、
ジョエル&イーサンのコーエン兄弟監督作。
見事にアカデミー賞受賞となったわけですが。

人っ子ひとりいない砂漠でハンティングをしていたルウェリン・モスは
偶然にも、おびただしい数の死体に出くわす。
そして大量の麻薬と現金200万ドルが残されているのを見つけ、
あろうことかそれを持ち帰ってしまう。
やがて逃亡するモスを不気味な殺し屋が追いかけていく…。


アカデミー賞受賞作というから、いったいどんな作品なのかと
思ってみたら、“はっとするほど淡々”としている。
多分、相当期待して観て「えっ?」と思った方も多いのでは
ないだろうか?

全体的なストーリーとしては、マフィアの大金を奪った男が
殺し屋に狙われる、という逃亡もの。
そして彼を救わんとする年老いた
保安官(トミー・リー・ジョーンズ)がさらにそれを追いかける
という感じで淡々としている。

この作品で助演男優賞を受賞したハビエル・バルデムの殺し屋は
おそらく、近年描かれた殺し屋の中で最も恐ろしい部類かもしれない。
圧搾空気を使った独特な手口も秀逸である。
そういうわけで、この作品でもっとも惹きつけられる追跡劇は
見事な出来栄えだ。
監督らの独自の映像センスもいかんなく発揮されていると思う。

最近はすっかり缶コーヒーのCMでしか見なくなってしまった
宇宙人のジョーンズも久々に渋い姿を見せてくれる。

しかしながら、この作品の終わり方は昨今のスタンダードな映画の
終わり方とは一線を画している。
つまるところ、エンターテインメント的なアクションやサスペンスと
いった映画ではない。
息詰まる追跡劇も、言ってしまえばこの作品を構成する骨組みの
ひとつでしかない、といった感じだろうか。
ハリウッド的な追跡劇の結末を期待して観た方は例外なく
肩透かしを食らわされたに違いない。(私も含む)
というわけで、はっとした次の瞬間にはこの映画は終わっているのだ。

簡単に言えば、この作品は“風刺”だと思う。
ジョーンズ扮する保安官のパートが、どちらかというと主題を
表している。
残念ながら邦題である「ノーカントリー」というタイトルは、
そういった深い主題をわかりづらくしてしまっている。
(個人的に、この安易な邦題には断固抗議したい)
原題は「No Country for Old Men」ということで、
直訳するなら「この国に老人の居場所はない」というわけだ。

老保安官にとっては家の中もたいして安住の場所でもなく、
街には“わけのわからない殺し屋”がはびこっており、
いったいこの国はどうなってしまったのか?といったような
皮肉の嵐なのである。
当たり前のように淡々と展開しているように見えるが、
よく考えたらそれって変なことだらけ、というコーエン節が見事に
効きまくっている、言ってみれば超大作というわけだ。

多分そういうことを念頭において、2回くらい観ると
冷静に評価できるんじゃなかろうか。
まあバルデムの不気味さだけでも、2回くらい
観る価値はあるかもしれない。w


☆×3(5点満点中)

ちなみに私は1回しか観てないですが、見事に肩透かしで
1本とられました。。。

【life】淡路島という島に行ってきました

会社の課内旅行で、このたび淡路島という島まで行ってきました。
といってもほとんど観光なんかせずに飲みっぱなしだったので
しんどい思い出しか残っておりませんが…。

いくつか記憶に残ったことだけでも書き留めておきましょう。

淡路島はいわずと知れた瀬戸内海に浮かぶ島でございます。
大阪市内からだと車で1時間半もあれば着いてしまいます。
いわゆる明石海峡大橋を通って行くわけですね。

明石海峡大橋

名物はたまねぎ!ということでサービスエリアなんかへ行くと
たまねぎラーメンとか、いろいろ売ってます。
残念ながらラーメンハンティングする時間はなかったのですが、
淡路のたまねぎは甘いらしいですよ。

内陸の方は意外にも、私の実家みたいな田舎って感じでした。
コンビニの駐車場がめちゃ広い。w
その他の名物として淡路牛という牛がいるそうです。

そして南側の端っこは鳴門海峡です。
最近のちびっ子たちには、鳴門といえば漫画の「ナルト」でしょうが
おじさんにとってはラーメンの具です(笑)

鳴門海峡

ちなみに鳴門海峡に渦潮ができるのは瀬戸内海と外海(太平洋側)との
潮位の差によるのだそうです。ほへー。
しかし本当に波立ってるっていうのは、素直に感動しますね。
なんか洗濯機みたい。w

そしてこの旅一番の衝撃はこれだ!

わたるくん

本州四国連絡橋のマスコットキャラクター、わたるくん!
なんと第2回TVチャンピオンのゆるキャラ選手権で堂々の第1位獲得
という輝かしい実績。
うーん、ゆるい!
おそらく橋(わたるくん)を渡る自動車を描いていると思われるが、
ぱっと見て何かわからない、このコンセプトの弱さ。w
まさにゆるキャラ。ゆるい。ダルダルや。

そのくせやたらグッズが多いのも気になります。
やっぱチャンピオン効果なのでしょうか?

そんな、偏ったイメージで締めくくられた旅でした。
今度じっくり巡りたいですね。

【gourmet】ラーメンハンター VS つけ麺みさわのつけ麺

何気にラーメンハンターの記事は久しぶりですね。
決してラーメンを食べてないわけではないですよ。
週に2回くらいは最低でも食べてます。w

そんなわけで最近の私の行きつけのお店をご紹介。
福島駅から南へ徒歩2分くらいの「つけ麺みさわ」です。

私が引っ越したちょうど8月くらいにオープンしたての
お店なんですが、その名の通りつけ麺の専門店です。
最近は結構行列ができてて並ぶこともしばしば。
知名度が上がってきたんでしょうか。

「俺はつけ麺はラーメンと認めない」という方もいらっしゃる
かもしれませんが、無念ながらこのお店にはつけ麺しか
おいておりません。。

みさわ

さて、こちらが定番メニューのつけ麺です。
コシのある麺はなかなか食感Goodです。

みさわのスープ

まず、スープに一工夫ありまして、カツオの粉が乗っています。
最初はこれを溶かすわけですね。
スープはいわゆる魚介系で結構さっぱりしてて食べやすいと思います。

んで、このお店には流儀がございまして、以下のような手順で
食べていきます。

1.たまねぎのみじん切りを溶かして食べる

2.3分の1ほど食べたら麺にすだちを絞って食べる

3.残り3分の1になったら黒七味をかけて食べる

という具合です。
黒七味っていうのは私もこの店で初めて知ったのですが
見た感じ黒い七味とうがらしです。
しかしながら製法が違うらしく、しっとりっしていて
独特の辛さがあります。なかなか良いです。

個人的にはすだちを絞って食べたときのさわやかな食感が
非常に好きですね。
なかなか他店にはないアイデアなんじゃないでしょうか。

そんなわけで一度に三度、いや、最後のスープ割りも入れれば
四度も楽しめるつけ麺なわけでございます。

しつこくなく、飽きがこない味なので週一で通えます(笑)
皆さんも福島にお越しの際は、一緒に行きましょう。


住所:〒553-0003 大阪府大阪市福島区福島5-6-11 福ビル1F
営業時間:11:30〜14:30 17:00〜24:00
定休日 無休

【news】そういえば大ヒットだった

「アバター」の大ヒットに早くも霞んでしまいましたが、
同じく10億ドル級のメガヒットとなった
新生バットマンシリーズ2作目「ダークナイト」。
それを手がけたクリストファー・ノーラン監督の
最新作「インセプション(原題)」の予告編が公開されております。

主演はレオナルド・ディカプリオです。
なんか格好よさそうな感じですね。

渡辺謙も出演しているということですが、まだどういう役かは
わからないです。

まあそんなことよりも“街が折りたたまれる”っていう
ビジュアルに釘付けですよ。w
街が変形する、というコンセプトについてはかつて
アレックス・プロヤス監督の「ダークシティ」が印象的でしたが
本作がいったいどんな展開になるのか、今から楽しみです。



【movies】アバター

監督:ジェームズ・キャメロン
出演:サム・ワーシントン、ゾーイ・サルダナ、他

“観るのではなく、そこにいる”とは間違いなくこの映画にとって
最高の褒め言葉でしょう。

アバター

半身不随の怪我を負い、傷病兵となったジェイク・サリーにある日、
双子の兄が死んだという知らせが届く。
そして5年間という宇宙旅行の冷凍睡眠から覚めたジェイクは
兄が関わっていたプロジェクトに参加するため
パンドラと呼ばれる衛星に降り立つのだが…。

この映画を劇場で観ようかどうしようか迷っている人がいたら、
絶対に観にいったほうが良いとお勧めしよう。
なぜなら21世紀初頭の人類の一般家庭には“3DTV”というものは
存在しないからだ。
すなわちこの映画を3Dで観るならば映画館しかあり得ない。
少なくとも向こう10年くらい、3Dで観る機会を失ってしまうと
考えれば多少高いチケット代も苦にはならないだろう。

とまあそんなわけで、久々に途方もない映像を観られたと
感激である。
およそ12年前に「マトリックス」のバレットタイムを観て以来か、
それを軽く超える衝撃である。この3Dというやつは。

一昔前の3Dといえば目がチカチカするとかいった感覚が強いが
どうやら最近の3D技術はだいぶ進んでおり、映画のような
長時間の視聴でも疲れにくいようになっているようだ。
(とはいえ、本作は長尺なのでそれなりに疲れる感はある)

ちなみに、惜しげもなく資金を投じた本作の映像は、3D云々を
差し引いてもかなりすさまじい。
その上で3Dという技術が臨場感を高め、作品の雰囲気を極限まで
高めているように感じられる。
※個人的に、空を飛ぶシーンの飛翔感はヤバすぎです。

特にこの作品の肝である衛星パンドラは木や草にいたるまでが
全部CGらしい。
その質感・空気感に加えて登場するキャラクターたちの動きは、
もう完璧に自然だと思ってしまう。
このあたりは「ベオウルフ」でも使われた
パフォーマンスキャプチャーと呼ばれる技術の発展形らしいが、
「ベオウルフ」が気持ち悪い映像だったなあと振り返っている
うちに、いつの間にかこれほどのレベルに進歩して
しまったのがすごい。
確かに、本作を観れば「スター・ウォーズ」はもう過去になって
しまった、と誰もが言うに違いない。


加えて、本作の主要なテーマであるパンドラの生態系の描写は
近年のハリウッドSFが忘れていた驚きと発見に満ちている。
キャラクターのデザインやメカの造形など、どれをとっても目新しい。
まったくのオリジナル作品でありながらこれほど市民権を獲得し、
なおかつヒットしてしまったあたり、やはりキャメロン監督の
手腕といわざるを得ないだろう。

しかしながら、ストーリー的には実はそれほど目新しいものがない
という感触ではある。
主軸は人類の資本主義によるパンドラの生態系破壊と、それに対する
民主主義の反抗(マイノリティー保護)といった具合であり
王道的ハリウッドムービーという感じ。
美しいパンドラに対する“瀕死の地球”の描写は特にないし、
アバター操縦による現実感の喪失といったコアな話題にも
あまり深くは突っ込まないのは、全体的なバランスをとっての
ことだろうとは思うがもう少し物足りないところではあった。

とは言うものの、やはり本作は3D・ルネサンスというべき
輝かしい歴史の一幕を飾るに十分な映画であることは
間違いない。

ちなみに最後になるが、3D映画を観るときはメガネの枠に
スクリーンが収まりきらないくらい近い距離で観るほうが
良いのだそうだ。
画面の端がすなわち3Dの境界線になっているので、世界に
没入するには多少端が観えない方が良い、というわけだ。
座席を指定するなら真ん中より前め、と言おう。
大阪で観るなら箕面の109シネマズがIMAX 3Dという規格での
上映となっている。「アバター」はIMAXの規格を想定しているので
多分最も監督のイメージに近いものが観れるはず。

なんかもう一度観たくなってきた。


☆×5(5点満点中)

いよいよ「タイタニック」の記録を抜くのも間近なようです。
ついでに続編も製作意欲があるそうですが、どんな展開に
するつもりなんでしょうか?

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Appendix

しまんちゅ

しまんちゅ

へこみやすい魚座、最近自分は天然かもしれないと思い始めたAB型。
寝ても覚めても映画に埋もれる日々が好きであります。
映画検定はまだまだ3級です。これからも頑張って勉強しようと思います。
その他、たまにロック、小説にふけり、思い立って旅行に行ったり写真など撮ってみたり。

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