【movieTIPS-9】映像製作者のための著作権対応(音楽)・STEP3

自分で作品を創る時、製作者はあれこれ悩みます。
どんなテーマにするか、どんなストーリーにするか、そして
どんな演出にするか等々…。

しかしながら、個人製作ベースではなかなか「企画書」なんて
改まったものは作らないものです。
ですがそういったものも、いざ社会に出すとなると必要となるのです。
たとえば音楽の利用申請にあたって、とか。

まあ決まったフォーマットがあるわけでもないので、
私なりにまとめた企画書の書式は以下のような感じです。

1.作品のタイトル
2.作品の概要(あらすじ)
3.作品のテーマ
4.作品の時間
5.利用する音楽と、それぞれどういったシーンで使うか、および
  利用時間

改めてまとめてみると結構こっ恥ずかしいのもです。w

正直、この書き方が正しいものかどうかはわかりませんが
利用申請にあたって重要なのは「5」でしょうか。
基本的によほど変な利用でなければ問題ないのではないかと
思われますね。

ではこれをもっていざ、利用申請です。

次回へ続く。

【movieTIPS-8】映像製作者のための著作権対応(音楽)・STEP2

映画に使われる「音楽」には大きく2種類あります。
これは「効果音」と「楽曲」というカテゴリになるでしょうか。

いずれの場合も自分で録音したり作曲したりもできますが、なかなか
思った音を表現するのは難しいものですし、まったく音楽に関する
知識・経験もない場合だと非常にハードルが高いものです。
そんなわけで私はよく市販のCDを利用しています。

ところが市販のCDを使った作品をコンテストなどに出品する場合は
ちゃんと著作権に関する処理を行っておくことが必須条件となります。
具体的には利用許諾を得たり、利用料を支払うことになります。


さて、第一のハードルではCDを販売しているレコード会社に連絡をして
利用許諾を得ねばなりません。
私もなかなかヒヨッ子ですから、こういうときに知らない人に
電話するのはなかなか気が引けます…などと言いつつ、やはり
愛する映画のためですから臆してはいけません(笑)

レコード会社のHPの中には「楽曲利用申請について」と
いった具合に問い合わせ先が載っているところもありますので、
このあたりを頼りにコンタクトを取ります。

会社によってはWeb上から直接申請できるところもありますが、
逆にまったく連絡先がわからないようなところもあります。w
普通のお問い合わせフォームからメールを投げるなど、とりあえず
接触することからスタートするっていうのも意外に面倒です。

コンタクトが取れたなら、どういった目的でどの曲を使用したいか
を伝えます。
たいがい、法務部とかライセンス部といった感じでその道の
専門の人たちが窓口ですから、必要な手続きはすぐに教えてくれます。

そしてたいていの場合だと、申請書を書くことになります。
合わせて作品の企画書を提出、といった具合です。

…企画書?!

ってなわけで次なるハードルは作品の企画書を作ることです。

では次回へ続く。

【movieTIPS-7】映像製作者のための著作権対応(音楽)・STEP1

そんなわけで、映画に関するTIPSとして私の経験をまとめてみました。

今回私が対応したのは主に「音楽」に関する著作権の処理です。

音楽の著作権といえば、大体の人は「JASRAC」の名前が思い
浮かぶことでしょう。
もちろん私もそうだったので、CDから使った音楽はJASRACに使用料を
払えばOKだ、くらいに思っていたのですが実際はそんなに簡単でも
なかったのが誤算でしたね…。

基本的な流れとしては

1.利用する音楽を整理する
2.各音楽の権利関係を確認・整理する
3.JASRACに利用申請を行う
4.利用許諾をもらう
5.必要な許諾表示をする
6.必要な料金を支払う

という具合なのですが、まあ実際にやってみるといろいろな
工程があるわけです。


さて、まずはSTEP1というわけで、自分の映画にどんな音楽をどれだけ
使ったか、というところの整理からスタートです。

私の場合は「楽曲」3曲、「効果音」7曲くらいでした。
申請にあたっては実際に曲を流す時間に応じて利用料が発生しますので、
どの曲を何分何秒使う、といったレベルで確認しておく必要があります。

さらに、それらの曲を市販のCDなどから取り込んで使う場合、
「カタログ番号」といわれるものも控えておかねばなりません。
(いわゆる製造番号、みたいなものでしょうか)

そんなわけで音楽の整理が終わったら即JASRACに申請!
と、いきたいところですがここで一つ目のハードルがあります。


それは「著作隣接権」に関する処理です。

なんじゃらほ??って感じなのでまずはウィキペディアを調べると…

〜著作隣接権とは〜
著作隣接権は著作権が対象としている著作物に密接に関連している
権利であり、財産権と人格権を含む。作曲家によって制作された
楽曲は著作物であり、著作者である作曲家は著作権を有しているが、
この楽曲を演奏する演奏者やそれを録音するレコード製作者、
コンサートを放送する放送事業者は、著作物の著作者ではないが、
著作物に密接に関わる活動を業としている。このような著作物の
利用者に発生する権利が著作隣接権として扱われる。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9#.E8.91.97.E4.BD.9C.E9.9A.A3.E6.8E.A5.E6.A8.A9


というわけでなんとも難しいですが、要は市販のCDに収録されている音楽を
映画に使う(複製する)ということは、CDを販売しているレコード会社の利益にも
関わることであるから、ちゃんと許可取ってね、というわけです。
その許可のことを「利用許諾」というのですが、JASRACに申請する前には
まずこの許諾をゲットするところからスタートになります。

次回へ続く。

【life】地味な戦い

さて、気がつけば12月となりましたね。
もう2009年も終わりとは早いものです。

ところで、12月1日はとある重要な日でした。
映画の日ってのもあるんですが、日本最大のインディーズ・ムービー
フェスティバルである「PFFアワード2010」の作品募集
締め切り日だったのです。

私も一、映画マニアですので一度出品してみようと思い、
夏ごろ作った作品をゴシゴシと再編集しておりました。
(ご協力いただいた皆さん、ありがとうございます)

それはもう地味な戦いだったのですが、実のところ
“とある壁”をどうしても越えられずに、
今回は出品を見送らざるを得ない状況となってしまいました。。

その問題が何かというと、「楽曲の著作権」対応なのですが
まあ初めてということもあって勉強しながら、
あともうちょっとだったのですがなかなか難しいものですね。

言い訳するならもうちょっと早くから作業に取り掛かっていれば…
という思いもあるのですが、まあ今回ダメだったものは
しょうがない、ということで次なるコンテスト目指して
納得いく作品に仕上げたいと、また毎夜ゴリゴリと
パソコンに向かう日々でございます。


でもまあ、一度今回のできごとを振り返ってみるのも
良いかなと思いましたので、次回からは私の得た“ノウハウ”を
まとめていこうと思います。
後に続く人の参考になれば良いなぁー、などと思いつつ。

では今夜も良い夢を。

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しまんちゅ

しまんちゅ

へこみやすい魚座、最近自分は天然かもしれないと思い始めたAB型。
寝ても覚めても映画に埋もれる日々が好きであります。
映画検定はまだまだ3級です。これからも頑張って勉強しようと思います。
その他、たまにロック、小説にふけり、思い立って旅行に行ったり写真など撮ってみたり。

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