【news】この夏、師匠に注目

オダギリジョー主演の「ゆれる」で衝撃的な物語を描いた
西川美和監督の最新作「ディア・ドクター」の予告です。

主演はなんと!鶴瓶師匠!

素朴さとユーモラスと、驚きが混じりあったような
この作品の雰囲気はただものではなさそうです。
6月27日公開。(ヱヴァと同じ日か…)



公式サイト:http://deardoctor.jp/

【movies】となり町戦争

監督:渡辺謙作
出演:江口洋介、原田知世、瑛太、他

小説を映画化したサスペンス??

舞坂町に住む“僕”は旅行代理店で仕事をしている。
隣町の森見町にある事務所へ毎日のように車で通う。
ある日、“僕”のもとに町役場からのお知らせが届く。
“舞坂町はとなり町の森見町と戦争を始めます”とのことで、
“僕”は偵察業務に就くことになるのだが…。


と、なんとも奇想天外な物語が展開するのだが、戦争の仕組みや
行政について、驚くほど分かりやすい形でまとめられた
秀作であると感じた。

普段私たちが生活する中で、行政を意識する機会はまず
あまりないだろう。
役場から手紙が届いていたとしても「何これ?」と無視して
しまうのがオチだ。
しかも本作ではその依頼内容が戦争なのだから、
余計に困惑すること請け合いである。

しかしながら私たちが無視する行政機関では、確かに日々地方自治の
仕事が行われているわけであり、選挙なんかに興味がなくても
選出された首長は確かに住民たちの代表としての権限を持って
いるわけである。
行政が町おこしのために戦争します、と言ったときに住民が
いつものように無視を決め込んでいたら、否応なく戦争に
従事せざるを得ないシチュエーションは、なんだか実際に
起こりそうな気もしないでもない。

そんなわけで、訳もわからず偵察業務を続ける主人公だが、
気づいたときにはすでに戦争の真っ只中にいるという恐怖感はある意味
“他の戦争映画よりよっぽどリアルに感じる”
衝撃的な展開。

個人的にはラストも、いかにも戦争という恐怖を象徴するものとして
一理あるものであったと思う。
さらりと観れるわりに、いろいろと考えさせられる秀逸な出来だ。

主役を演じた江口洋介と原田知世のコンビも、リアルというか
微妙というか不思議な距離感を上手くかもし出していて良い。
何気に主題歌の「明日晴れたら」も好みの感じ。

興味があれば、皆さんも是非どうぞ。
小説版には劣るという声もあるようですが、
知らなかった人なら一度観る価値は十分にありそうです。


☆×5(5点満点中)

江口洋介っていつまでも若いよなー。
怪我は大丈夫だったんだろうか。

【gourmet】ラーメンハンター VS めんきちの松

春日井にある「めんきち」というお店に行ってきました!

会社の先輩であるM野さんに連れてってもらったのですが、
曰く、愛知県一位だそうで。
ボルテージが上がります。

めんきち1

さて、ぱっと見てピンときた方もいるかもしれませんが、
“好来系”というジャンルのラーメンです。
広義では薬膳ラーメンてところでしょうか?
スープが多めなのも特徴ですね。

めんきち2

がっつり二日酔いのタイミングで食べたせいでしょうか、

すげーほっとする味。


この、塩ともしょう油とも、もちろん味噌・とんこつの
どれとも違う味はこのジャンルならではですね。
しかもこの店はわりとしっかりした味がついていて、
造作もなくスープ全飲みできます。w

こないだ食べた「藤味亭」より美味い

具の量もバランス良く、今回食べた「松」というのが
普通のラーメンなのですが、チャーシューも3枚入っていて
いい感じ。

間違いなく、愛知県下5本の指には入るレベルでしょう。
日本全土に紹介したい愛知県のグルメですねぇ。


食べログ・めんきち
http://r.tabelog.com/aichi/A2303/A230301/23006752/

【movies】神に選ばれし無敵の男

監督:ヴェルナー・ヘルツォーク
出演:ヨウコ・アホラ、ティム・ロス、他

はっきり言ってタイトルに惹かれたので借りました。w

1932年のポーランド。
インフレや失業など、社会の閉塞感が漂い始めていた。
鍛冶屋を営むユダヤ人のジシェはある日、弟をかばうために
乱闘騒ぎを起こしてしまう。
しかしながら弁償する金を持たなかったジシェは、持ち前の怪力を
活かしてショーに出演することを勧められるのだが…。


天性の怪力の持ち主であるジシェと、世を見通す千里眼を持つ
ハヌッセンという人物のドラマが中盤以降のポイント。
この作品は実話を元に映画化されているらしい。
しかしながら日本人的にはどちらも馴染みが薄い気がする。

この作品ではCGを使わず実写にこだわっているそうで、ジシェの
怪力(樽を片手でぶん投げるとか)や途中で登場するピアニストの
演奏などは全て“生”なんだそうです。
特にジシェを演じたヨウコ・アホラ(一応言っておきますが
男です)はヨーロッパで人気のストロンゲストマン・コンテストで
優勝した経験があるらしく、マジで怪力らしい。
ある意味、「ベストハウス」的に楽しめる要素かもしれませんが、
残念ながら映画という枠の中ではもう少し“演出”してほしかった
なぁというのが率直な感想です。

つまるところ、ヨウコさんは演技的には
素人(しかも母国語が英語ではない)というわけで、主役として
見るには少々パワー不足。
一方のハヌッセンを演じるティム・ロスが
「海の上のピアニスト」ばりに鬼気迫る演技を見せているだけに、
その差がモロに見えてしまうのがつらいですねぇ。

ストーリー的には、ナチスが台頭しつつある
ドイツ・ヨーロッパという世界はあまり映画化されているものも
少ないかなぁと思うので、多少の新鮮味はあるにせよ、
いまひとつ盛り上がりに欠けるところがあり
不満感は残る。


☆×2(5点満点中)

ティム・ロスに星一つ追加で。

【movies】ダークナイト

監督:クリストファー・ノーラン
出演:クリスチャン・ベイル、ヒース・レジャー、他

アメリカでメガヒットし、方々で絶賛された
新生バットマンシリーズ第2作。

ある日、ゴッサムシティーで銀行強盗が発生。
犯人は皆ピエロのマスクをかぶり、最後には一人が他の仲間を
全員殺して逃亡してしまう。
一方、バットマンはすでに正義ヒーローとして街に
定着しつつあったが、同じようなコスチュームを身に着けた
自警団なども登場しており、警察も頭を痛める一面があった。
そんな折、正義感あふれる新たな地方検事が着任し…。


さて、日本での劇場公開はアメリカと比べると散々なものでしたが、
評価が高いのはご存知の通り。

しかしながらこの作品、最後にお涙頂戴するような飛び切りの
感動作というわけではない。
また、某海賊映画やクモ男の映画のようにさらりと楽しめる
エンターテインメントかというと、それも少々毛色が違う。


ダークナイトとは“暗い夜”ではなくて“闇の騎士”である。
(ある意味、暗い夜の夜明けを垣間見る面もあると思うが)
いかなる困難にも正々堂々と立ち向かい、その正義を貫き、決して
悪に屈することがない一方で汚名や濡れ衣をかぶせられることさえ
いとわない。
スタートからラストまで、圧倒的なストイックさで突っ走る
作品である。

逆に言えば今の時代、“正義であること”と
“正義であり続けること”はこんなにも難しいことだということだ。
昔ならマスクをかぶるだけでヒーローになれたかもしれないが、
そんな甘っちょろい時代ではない。
マスコミの報道一つでバットマンさえ、簡単に市民の憎悪の
対象になりうる一面があるし、中身はやはり悩み多き人間である。
いざとなれば自分が泥をかぶるという覚悟もなくては、
現代にヒーローが存在できる余地はないのだということが
今回バットマンをよりリアルに印象付けている。

惜しくもこの世を去りながら、アカデミー賞助演男優賞を受賞した
ヒース・レジャーは映画史上に残る極悪、というかピュア悪。w
「ナチュラル・ボーン・キラーズ」を地でいくような
非道ぶりはしかし、当人の演技もあって不思議なリアリティが
伴っている。
(現代のどこかにいるんじゃないか、という気もする…)

また、前作のケイティ・ホームズからバトンタッチして
レイチェル役を務めるマギー・ギレンホールがまさか
あのようなことになろうとは、
全く予想だにしないストーリー展開には恐れ入る。
全体的なテンポも良く、飽きさせない構成だ。

というわけで演技観てよし、ストーリー観てよし、というところだが
あまりにそこらへんが上手く出来すぎているので娯楽映画的な感覚や
素直に感動する映画といったカテゴリーから少し外れてしまうのは、
個人的には多少残念なところかとも思う。
(そこらへんが、日本でウケなかった理由だろうか)

直感的には、すばらしく奥深く、質の高い物語だが多少重く、
画的に地味。かな。。
ふと振り返ってみると、このような映画が長々とヒットできる
アメリカという国は、ちょっとすごいなあと感じたりする。


☆×4(5点満点中)

最大の見所は“幕切れ”です。

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しまんちゅ

しまんちゅ

へこみやすい魚座、最近自分は天然かもしれないと思い始めたAB型。
寝ても覚めても映画に埋もれる日々が好きであります。
映画検定はまだまだ3級です。これからも頑張って勉強しようと思います。
その他、たまにロック、小説にふけり、思い立って旅行に行ったり写真など撮ってみたり。

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