【movies】インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国

監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:ハリソン・フォード、シャイア・ラブーフ、他

正直出るとは思ってなかった4作目。w

1957年のアメリカ。
ロシア軍の将校であるイリーナ・スパルコ率いる偽装アメリカ軍に
拘束されたインディアナ・ジョーンズと相棒の
ジョージ・マクヘイルは、ネバダ州にある秘密施設の
倉庫内へと連行される。
そこで彼らが探していたのは“強烈な磁気”を発する
という長方形の箱であった…。


スピルバーグ監督にジョージ・ルーカスの製作総指揮という
夢のコンビ復活に、主演は変わらずハリソン・フォード。
加えてスピルバーグ秘蔵っ子で「トランスフォーマー」の
シャイア・ラブーフという豪華スタッフ&キャストが
実現しましたねぇ。

名曲ともいえるテーマソングも健在で、悪役にはなんと
キレイどころのケイト・ブランシェットが出ていたり、
こんな贅沢でいいのかしらと思うような布陣ではある。

しかしながら時はすでに21世紀、古き良きこの作品の雰囲気が
どこまで通用するのか、については少々疑問符がつくとは思う。
かつてのシリーズ3作が登場したころ、まだまだ世界は狭かった感は
あるのではないだろうか?
ジャングルの奥深くやアジアの奥地にはまだ見たことのない
未開の地・文明が眠っているかもしれないという、
ドキドキした感覚があったものだが、近年はもはや
インターネットの世界。
人類未踏の奥地なんてそうそう存在しないものだと、なんとなく
感じてしまっている自分がいる。

そんな観客を見越してか?本作のお宝はかつてのシリーズから
すれば少々突飛な“クリスタルスカル”である。
ラストはちょっと、「えぇー?!」という感じも否めないので
あるが、まあこれはこれでいいのか?

ともあれ、全体としてはアクションに次ぐアクションの連続。
ピンチも軽いジョークで受け流し、悪人どもをバッタバッタと
やっつける痛快娯楽作としては十分及第点だろう。
ハリソンも、とても66歳とは思えない元気っぷりで良い。

さらりと一作楽しむ分にはいいかもしれない。

ちなみに、なんだかんだでヒットしたので次回作も製作予定だとか?


☆×3(5点満点中)

一方では、最低映画を決める「ラジー賞」も受賞しちゃったようですが。

【books】深海のYrr by フランク・ツェッツィング

年末年始に帰省した際に読破しました。
おかげで他はほとんどなにもしませんでしたが…。

最初にタイトルを読んだときから中盤くらいまで
読み進めるまで、実は「ウナギ」の話かと思ってましたが
よくよく考えたらウナギは「eel」でしたね。w
まぁそんなカミングアウトは不要ですか、そうですか。

深海のYrr

ノルウェー工科大学に勤めるシグル・ヨハンソンの元にある日、
友人のティナがあるものを携えてやってきた。
それは深海で採取されたという生物だが、ヨハンソンに
鑑定をお願いしたいという。
しぶしぶ引き受けるヨハンソン。しかし調べてみると
新種のゴカイであることが判明し…。


一読した感想としては、

面白い。だが、長い。


ということにつきるだろう。
上中下巻それぞれが500ページを超えるというのは
ぶっちゃけ長すぎる感が否めない。
(実際、ウチの母上は卓上に積まれた本を指して“辞書”と称した)

しかしながら内容はというと、タイトルにも掲げられている通りの
海洋アドベンチャーでありまさに大作、といった感じである。
特にハリウッド映画のようなスケールの大きさを感じさせられる。
(余談ではあるが、本作は本当にハリウッド映画化が決まっている)

ノルウェー沖の海底油田から物語は始まり、やがて世界中の海で
不可解な現象が多発、津波や伝染病の蔓延などで人類に危機が
訪れるというのが大筋となっており、主人公である科学者たちが
その原因を突き止めていくのだが、物語の核心については
近年のSF史上に残るかもしれない、衝撃的なものが隠れているのである。

正直、ないといえばないかもしれないが、こういう形で語られると
実際にあってもおかしくない気がする。
特に“深海は宇宙より解明が進んでいない”などと言われることも考えると
そこはかとない恐怖感さえ沸いてくるものがあるので、
海洋モノに興味のある方は是非読んでみてほしいところだろうか。

作品を書くにあたってリサーチに数年を費やしたそうだが、
北海の油田開発からメタンハイドレード等多様な分野に渡っての
作者の見識が伺える。
そういったリアリティが作品後半の展開を下支えしているのは
間違いないだろう。

しかしながら物語の若干脇にそれるような事柄については
意外にもステレオタイプ的な書き方があったり(日本の捕鯨問題等)、
登場人物たちの語る映画の話題が大抵ハリウッドの
アクション映画だったり、妙に浅いところが見えてしまうのは
少し残念なところだろうか。

あとはやはり、ところどころで本筋から外れるエピソードが
いくつも挿入されるので、なかなかストーリーが進まずにイライラする
ところもあるかもしれない。
思うに、ちょっと登場人物が多いのである。w
巻頭の人物表を何度も見返して思い出しながら読まねばならないのも、
読者によってはストレスと感じるだろう。


というわけで、私個人的な評価からすると
物語の緻密さでいけば藤崎慎吾氏の「ハイドゥナン」には
一歩譲るものの、エンターテインメント要素は強く、
読んでみて損はしない内容だなというところだ。

【news】いよいよ見えてきました

先ごろご紹介したSFムービー「District9」ですが、
ようやく日本公開が見えてきました。
タイトルは「第9地区」と、まったくひねりもセンスもない
感じでゲンナリですが、とりあえずGW公開ということで
楽しみが一つ増えましたね。

予告編はアメリカ版の特報そのまんまなんですが
とりあえず字幕入りなんで、作品の雰囲気がもう少し
理解できますよ。



公式サイト:http://d-9.gaga.ne.jp/

【news】今年の期待

さて、「アイアンマン」のレビュー直後でなんですが、
もう「アイアンマン2」の予告編が公開中です。

前作にも増して、主役のロバート・ダウニー・Jr.は
役を楽しんでる感じがしますね。
グウィネス・パルトロウもいい感じです。w

ちなみに今回の悪役には先ごろ「レスラー」での演技が大絶賛だった
往年の名優ミッキー・ロークです。
すげー悪そう。

アクションも前作以上であることを期待したいですね。
この夏公開です。(とりあえずアメリカで)




【movies】アイアンマン

監督:ジョン・ファヴロー
出演:ロバート・ダウニーJr.、グウィネス・パルトロウ、他

はっとするほど、日本では売れなかった感がありますが
アメリカでは予想外のメガヒットとなったアメコミムービー。

天才的な頭脳で次々と新兵器を開発し
巨万の富を築いたトニー・スタークはある日、移動中に
襲撃を受けてテロリストの捕虜となってしまう。
あろうことか自らが開発した兵器で攻撃され、
運良く一命を取り留めたトニーだがテロリストは
新しい武器を作れと脅迫し、監禁されてしまう…。


というわけで、まず特筆すべきは本作の主人公はオッサンである、
というところである。w
いわゆる若くて勢いのあるキャラではない。

世界の悪者たちを倒すために兵器を開発し、戦争好きな母国を
ずっと支援してきた男がある日、自らが被害者となることで
考えを一転し、スーパーヒーローとしての道を歩みだす
というのが本作の大筋。

若者が挫折するのはよくあることだが、なかなか大人になると
挫折から立ち直るっていうのは難しいものである。
そういう意味でも主人公の前向きな姿には共感が持てる。

一方、主人公がオッサンとくればヒロインもイイ女で、なんと
グウィネス・パルトロウとは恐れ入る。
しかもこれがまたすごく可愛いらしくて良いキャラである。

この、社長と秘書という間柄の微妙な変化がもうひとつの
主軸のストーリ展開となっており、なんというか、大人の
恋愛って感じの台詞が光ってるので従来のアメコミ映画に
なかった感覚を味わえるのがもう一つの特徴。
うーん、なかなか深い。

アクションシーンも迫力あり、まあそこらへんは
期待通りの出来栄えである。
最後のところはもうちょっと盛り上がっても良かった気もするが、
全体通して観れば十分な完成度だろうか。

「スパイダーマン」や「X−MEN」などと比べて知名度も低く、
マーベルコミックスが自社製作、という形で作られた本作ですが
おそらく作品の完成度が非常に高かったことが最終的な
ヒットにつながったのでしょうね。

そんなわけで、ただ軽いだけのアクション映画に飽きた方には
結構お勧めです。


☆×4(5点満点中)

大ヒットを受けて続編2作の製作も決定してるようです。

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しまんちゅ

しまんちゅ

へこみやすい魚座、最近自分は天然かもしれないと思い始めたAB型。
寝ても覚めても映画に埋もれる日々が好きであります。
映画検定はまだまだ3級です。これからも頑張って勉強しようと思います。
その他、たまにロック、小説にふけり、思い立って旅行に行ったり写真など撮ってみたり。

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