【movies】クローズZERO

監督:三池崇史
出演:小栗旬、山田孝之、黒木メイサ、他

このたび第2作目が公開となったヒット作。
“クローズ”が“CLOSE”ではなく、カラスを意味する“CROWS”だと
いうのは観て初めて知りましたが、何か?

偏差値最低・最悪の不良が集まる鈴蘭高校に、
今年も新入生が入ってきた。
しかしながら新入生代表の挨拶で早くも乱闘。
一方、校庭にはヤクザが現れ、自分たちの仲間を病院送りにした
3年の芹沢を探している。
この日、3年に転校してきた滝谷源治はさっそくヤクザたちを
ボコボコにするが、彼らの狙う芹沢こそが、鈴蘭高校の
頂点<テッペン>に一番近い男だった…。

原作とはまったく異なるストーリーで展開される劇場版。
もっとも、私は原作は読んだことがないので先入観なく拝見。

高校生という設定は、単純に乱闘の舞台を学校でやりたかったから、
ぐらいしか必要性が見当たらない。
勉強の“べ”の字も出てこなければ、ひたすらに鈴蘭高校統一という
目標に向かってひた走る若者たちのドラマである。
的が絞られていて良い。w

実写版サザエさんのタラちゃん役を演じる小栗旬が泣く子も黙る
不良かと思えば、「手紙」で切ない涙を誘った山田孝之も
“百獣の王”の名を冠する不良である。
ここまで不良を観させられると、さすがにあっぱれという気に
なってくる。

アクションはさすがの三池崇史。ひたすら格好いい。
剣で切りあうような血みどろの戦いではなく、ただ拳で殴りあう様は
観ていて爽快で、さわやかささえ感じさせる。

黒木メイサがヒロインらしいが、残念ながら期待するような活躍は
一切ない。
社会の嫌われ者としてカラスの名をイメージしているが、
出てくる奴らがすべて反社会的なので正味、印象は薄い。
彼らが不良になることになったきっかけなど、微塵も描かれない。

そう、彼らは振り返らないのである。
ただまっすぐに、頂上を目指す。その背中だけがメッセージを語るのだ。

「どろろ」や「ミッドナイト・イーグル」といった
日本アクション映画が泣かず飛ばずの中にあって、すがすがしい
飛翔と言える本作。
エンターテインメントして、上々の出来栄えだ。


☆×4(5点満点中)

続編も観たいですね。

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しまんちゅ

しまんちゅ

へこみやすい魚座、最近自分は天然かもしれないと思い始めたAB型。
寝ても覚めても映画に埋もれる日々が好きであります。
映画検定はまだまだ3級です。これからも頑張って勉強しようと思います。
その他、たまにロック、小説にふけり、思い立って旅行に行ったり写真など撮ってみたり。

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