【movies】Vフォー・ヴェンデッタ

監督:ジェームズ・マクティーグ
出演:ナタリー・ポートマン、ヒューゴ・ウィーヴィング、他

「マトリックス」のウォシャウスキー兄弟がプロデュースする
SF(?)アクション映画。

第三次世界大戦後、イギリスは独裁者の支配する全体主義国家と
なっていた。
国営放送に勤めるイヴィー・ハモンドは外出禁止令が出ている中、
深夜に路地で秘密警察に見つかってしまう。
そこに現れたのはかつて、反体制として知られた男の仮面をかぶった、
“V”という人物だった…。

現代においてテロリストが主役というのも、なかなか攻めた設定である。
原作になっているのは過去に書かれたグラフィックノベルなので、
まあそういう設定もありかと思うが、ハリウッドのA級作品でそれを
やるというのは製作者側にもそれなりの度胸がいったろう。

物語の基本的な軸は、Vが敵に復讐をしていくという流れで進んでいく。
スタイリッシュなアクションや仕掛け、独特のデザインのマスクなど
ビジュアル的な要素が目を引くが、はたして私はどうも、
この作品の主軸的ストーリーに馴染めなかった気がする。

確かにこの作品に登場する悪役もなかなかに悪い奴らなので
復讐を考えるのもある程度納得のいくところではあるが、
まがりなりにもテロリズム的思想でそれに対抗するというのは
少々抵抗感が否めない。

現代的にアレンジするならば、そういった手段に対する疑問符についても
もう少しうまく描けなかったものか、というところが心残りである。
例によって、「1812」のメロディーに乗せて展開する
クライマックスもあまりに常套句すぎるのでもうひとひねり
欲しいと感じた。

それにしても、全編通して顔の見えないVを演じた
ヒューゴ・ウィービングはかのエージェント・スミス氏であるが、
その独特な存在感は健在であったように思う。
この映画のためにスキンヘッドになったナタリー・ポートマンの
女優魂も見ものの一つである。


☆×2(5点満点中)

お面ものとしては、「スクリーム」以来の秀逸なデザインではある。

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しまんちゅ

しまんちゅ

へこみやすい魚座、最近自分は天然かもしれないと思い始めたAB型。
寝ても覚めても映画に埋もれる日々が好きであります。
映画検定はまだまだ3級です。これからも頑張って勉強しようと思います。
その他、たまにロック、小説にふけり、思い立って旅行に行ったり写真など撮ってみたり。

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