【movies】クローバーフィールド / HAKAISHA

監督:マット・リーヴス
出演:マイケル・スタール=デヴィッド、オデット・ユーストマン、他

久々に半年待った映画を公開初日に拝見。
クローバーフィールド1

5月22日、仕事で日本へ赴任することになったロブの送迎会が
行われている。
ロブには昔から想いを寄せていた女性・ベスがいたが、赴任を期に
別れようかと考えているところであった。
しかし突然、巨大な揺れがニューヨークを襲う。
状況を知るためにビルの屋上に出ると今度は、何者かの咆哮と共に
激しい爆発が起こり…。

世間が「トランスフォーマー」に熱狂していた頃、謎の予告編が
世界を駆け巡った。
それはタイトルすら明かされないものであり、内容は一切不明。
「クローバーフィールド」というタイトルが判明したのは
全米公開の2ヶ月前という、徹底した秘密主義ぶりでファンの
興味を煽り続けた本作。
しかし封切りと共に我々を待ち受けていたものは、またしても
真相に対する渇望である。

そう、これは事件を記録したたった一本のビデオにすぎず、
全貌は明かされないままなのである。

この作品は全編、ハンディカメラというか完璧にホームビデオである。
突然の襲撃から逃げ惑う緊張感はかつてない体験と言える。
「グアンタナモ、僕たちが見た真実」のノリに近い、というか
相手が相手なだけにそれ以上に怖い。w
幼い頃、ゴジラの股の下なんて簡単にくぐれるものだと思っていた
あの怪物の下は

絶対無理!!

死ぬ。確実に(笑)


映像のインパクトで言えば、これだけの手ブレにもめげず
合成作業を行なったスタッフの功績はかなりデカイだろう(笑)
かつてこれほどのリアリティを伴ったSF映画はないと思う。

また、映像にとどまらず、一本のビデオテープでもって一本の映画に
仕立て上げる手法もアイデア勝ちだ。
普通、ただのホームビデオの記録なら始めから終わりまで一つの時間軸で
進められるところだが、この作品では予め録画された映像の上に
パニック映像が『重ね撮り』されているという独特の構成となっている。

しかもその映像とは、事件に巻き込まれる前のロブとベスの
デートシーンであり、パニック映像が途切れる度にフラッシュバック的に
流れるのである。
これにより、事件の前後で劇的に変わってしまった人間関係や
世界の儚さを考えさせられるのが憎い。

このへんはプロデューサーのJJ・エイブラムス自身が
「人間ドラマを重視した」と言う通りか。

そして気になる怪物は、得体知れなさすぎ(笑)

生理的な嫌悪感をもよおすような秀逸なデザインは
パトリック・タトプロスのものではない(ちなみに)。
でもかつてハリウッド版「ゴジラ」をやったのと
基本路線は似ているとも取れる。
圧倒的な生物感はある。
しかもコイツは人を食う。(ゴジラは人間は食べないのだ!)
しかも小っちゃいのも……あわわわわ。


と、とにもかくにも近年の映画の中ではかなり飛びぬけた衝撃作である。
ちなみに次回作が決定している。
ゴジラ映画を想起させるエンディングテーマは結構好みだ。
DVDは、買いだ。w


☆×4(5点満点中)

ただし、酔います。ベストコンディションで観るか、
DVDでのご鑑賞を薦めます。

パンフレット

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しまんちゅ

しまんちゅ

へこみやすい魚座、最近自分は天然かもしれないと思い始めたAB型。
寝ても覚めても映画に埋もれる日々が好きであります。
映画検定はまだまだ3級です。これからも頑張って勉強しようと思います。
その他、たまにロック、小説にふけり、思い立って旅行に行ったり写真など撮ってみたり。

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