【movieTIPS-2】画は台詞ほどにモノを言う

独断と偏見に基づく映画論・しまんちゅメソッドにようこそ。

前回は映画の構成要素である「カット」と「シーン」について
お話しました。
今回はその応用編である

「モンタージュ」


についてです。


映画でストーリーというと、とかく俳優の演技や台詞が思い浮かぶかも
しれないですが、実際に映画において多くを語る要素としては
映像と映像の繋ぎ合わせがあります。

例えば、以下のようなケースを考えてみましょう。

1カット目:何かを見ているAさんの画。
2カット目:皿に盛られた料理の画。
モンタージュの例

このように映像を見せられると、観客は
「Aさんは料理を食べたいのかな」、とか
「これから食べるのかな」といった「推測・解釈」をします。
これはつまり、わざわざ台詞を言わせなくてもストーリーが
説明できた(あるいは暗に示した)ことになります。
カットの繋ぎ合わせによってそこに意味を生み出す技法が
映画における「モンタージュ」というものです。

極論的には台詞のない映画、というのも作れることになりますね。
私が某大学で映像を習った時には北野武監督の
「あの夏、いちばん静かな海」という作品を紹介されましたが、
聴覚に障害のある男女が主人公であり、全編ほとんど台詞がないのに
ストーリーが理解できるのは「モンタージュ」が上手く使われているから
とも言えるでしょう。

他には殺人のような決定的なシーンをあえて見せず、
事を終えた後の人物に繋ぐことによって逆に不気味さを際立てたり
といった演出も考えられますね。

ともかく、映画というのは映像の組み合わせですから
合わせ方次第によって様々な意味を作っていくことができるわけです。


これを知れば映画がもっと面白くなる…かは定かではない!!

次回はさらなる応用編・「アクションとサスペンス」について
語りましょう。

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しまんちゅ

しまんちゅ

へこみやすい魚座、最近自分は天然かもしれないと思い始めたAB型。
寝ても覚めても映画に埋もれる日々が好きであります。
映画検定はまだまだ3級です。これからも頑張って勉強しようと思います。
その他、たまにロック、小説にふけり、思い立って旅行に行ったり写真など撮ってみたり。

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