【movies】ハンニバル・ライジング

監督:ピーター・ウェーバー
出演:ギャスパー・ウリエル、コン・リー、他

「羊たちの沈黙」以来、主役のクラリスそっちのけで頭角を現した
キャラクター:ハンニバルの誕生が描かれる。

リトアニアのレクター城で父と母、そして妹と共に育ったハンニバルだが、
第2次世界大戦の戦火によって無残にも両親を失ってしまう。
しかし不幸はそれで終わらず、戦争に乗じた犯罪グループによって
妹までも奪われてしまう。
戦後、叔父を探してフランスへ脱出したハンニバルは、
叔父の妻であるレディ・ムラサキなる人物と共に暮らすことになるが…。

ハンニバルといえば毎回奇抜な殺人と人食いで有名ですが、
今回の見所は「何故そんな人になったのか?」ってところです。
もちろんその鍵は妹の凄惨な死にあったわけですが、
最初の殺人の時から妙に完成されたハンニバルの風貌は
さすがにやりすぎって気もしましたね。。。

とはいえ、もはやハンニバル本人といってもいいアンソニー・ホプキンスが
演じてきたキャラクターに挑んだ若手のギャスパー・ウリエルは、
個人的には結構魅力があって良かったかなァと思います。
ただ、彼が老いてアンソニーになるのかはちょっとイメージし難いですが。。

何と言うか、骨格的に(笑)


物語の筋としては妹を殺した犯罪者たちをひとりひとり殺していくという、
ある種のヒーローものにも似た印象。
一応、日本人というレディ・ムラサキを演じたコン・リーは
若干日本人離れしたプロポーションでおいおいって感じがするのと、
鎧を崇拝する謎の文化にはちょっと馴染めない。
てか、日本文化がハンニバルに影響を与えたって、その後の作品の
どこにも現れてないのがどうにも後付け感を冗長してる気もします。

さて、見所がありそうでないかもしれない書きぷりですが、
個人的に演出は良かったなと思います。
監督のピーター・ウェーバーは私はほとんど知らない人ですが、
構図や陰影のこだわりは結構好みでした。
なかでも料理人の犯人を殺すシーンで、血のついた手であごを
つかまれた跡が武者のマスクのイメージとかぶる演出は、

近年稀に見る絶妙な秀逸っぷり。w


ひょっとして、原作にある記述なんですかねぇ?

原作者のトマス・ハリスが脚本も担当しただけあってテンポも良い。
あと、ハワード・ショアの音楽も地味に効いてる気がしました。

もう一度「羊たち〜」を振り返りたいなって思って終わりです。


☆×3(5点満点中)

実はあの時のスープは…ってくだりは「戦闘妖精雪風」へのオマージュ…
なわけないか。

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しまんちゅ

しまんちゅ

へこみやすい魚座、最近自分は天然かもしれないと思い始めたAB型。
寝ても覚めても映画に埋もれる日々が好きであります。
映画検定はまだまだ3級です。これからも頑張って勉強しようと思います。
その他、たまにロック、小説にふけり、思い立って旅行に行ったり写真など撮ってみたり。

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