【movies】ブラッド・ダイヤモンド

監督:エドワード・ズウィック
出演:レオナルド・ディカプリオ、ジャイモン・フンスー、
    ジェニファー・コネリー、他

シエラレオネで漁師を営むソロモンはある日、武装勢力・RUFに
よって捕らえられ、ダイヤモンド発掘の強制労働を強いられて
家族とも生き別れてしまう。
一方、ダイヤモンド密売人のアーチャーは密輸の疑いで逮捕され、
投獄されるがそこでピンクダイヤを発見したと噂されるソロモンの
存在を知り…。

ブラッド・ダイヤモンドとは紛争ダイヤとも言われ、
アフリカの紛争地域では武器の売買など武装勢力の資金源となっている。
それらは不正に輸出され、他の一般のダイヤと混じって市場へ出る。
するとダイヤ市場においては多量に発掘されるダイヤを大企業が
買占め、値崩れが起こらないように管理されている。

先進国の一般人が給料の3か月分を支払うことでアフリカの紛争が
長引くという構図が作品を通して次第に暴かれていく。
そういった社会派的側面と中盤以降加速するアクション映画としての
側面が、本作ではかなりいい具合にミックスされているのが特徴。
監督は「ラスト・サムライ」で日本版「グローリー」を作った
エドワード・ズウィック。
「ホテル・ルワンダ」のように凄惨なアフリカの内情を描いて
いるかというとそこまでは及ばないかもしれないが、
ダイヤモンドを通して先進国とアフリカ諸国のブラックな関係の一端が
見えるという点では入り込みやすい。
怒涛のごとき戦闘シーンも見応え十分だな。

物語はソロモンが彼の家族を取り戻すことと、アーチャーが
ピンクダイヤを探すことと、もう一人の主人公であるジャーナリストの
マディーがブラッド・ダイヤモンドの流通経路を暴露するという
3つの思惑が重なり合う。
ソロモンを演じたジャイモン・フンスーと、アーチャー役の
レオナルド・ディカプリオの存在感はなかなかの見所だ。
ジェニファー・コネリーの出番は思ったより少なかったものの、
憎いところでばっちり登場したりする。

他の2人との出会いによって次第に感化されていくアーチャーの
姿はある意味スタンダードなものであるが、
ラストの方での台詞にはほろりとさせられてしまう。

期待通りの秀作と呼べるかな。


☆×4(5点満点中)

TIA。

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しまんちゅ

しまんちゅ

へこみやすい魚座、最近自分は天然かもしれないと思い始めたAB型。
寝ても覚めても映画に埋もれる日々が好きであります。
映画検定はまだまだ3級です。これからも頑張って勉強しようと思います。
その他、たまにロック、小説にふけり、思い立って旅行に行ったり写真など撮ってみたり。

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