【movies】墨攻

この前に「どろろ」を観た反動かもしれないですが、
これは面白いですね。

戦国時代の中国。趙の侵略に怯える梁の国。
梁王は墨家という戦闘集団に助けを求めるがいっこうに返事はなく、
降伏さえ考え始めていた。
だが趙の大軍が間近に迫った時に一人の男がやってきたのだった…。

原作は読んだことないですが日本の漫画だそうです。

全体的には見覚えのある話の展開です。
ですが面白いです。
まずは中国映画ならではのスケール感がいいですね。
黒澤明以降、日本でこういう映画を撮れる人はいないですね。(余談)

さて、タイトルにもあるとおり、本作の話の中心はやはり
墨家・革離(かくり)なる人物。アンディ・ラウです。かっちょいい。
キャッチコピーでは10万対1人ということで

「300」より遥かに高い比率ですが、


実際は彼は怖気づいた民衆を鼓舞し、
強いリーダーシップを執って皆を率いるわけです。
どこの馬の骨ともわからない人間がある日、国の行く末を左右する
局面でみなの信頼を得、そして身を捨てて戦い、上手くいけば今度は
嫉妬され、という過程がとても自然にわかりやすく描かれています。

戦いのシーンもアクションだけでなく
微妙な駆け引きの心理戦があったり、見応えがあります。
外の敵と内の敵、という構図があったのもアタリですね。

単純に上手くいってハッピーエンドに終わるのではなく、
世の中の性というか、ある意味当然かもしれない人間の愚かさが重なる
あたり、作品のテーマ性を高めていると思います。

不満があるとすれば、なぜ革離は一人で来たのか、
墨家の国ってどんなところなのか、ってところも見せてくれると
よかったかな。


☆×4(5点満点中)

「どろろ」を借りるかどっちにするか迷ったら、こっちを借りることを
オススメしましょう。

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しまんちゅ

しまんちゅ

へこみやすい魚座、最近自分は天然かもしれないと思い始めたAB型。
寝ても覚めても映画に埋もれる日々が好きであります。
映画検定はまだまだ3級です。これからも頑張って勉強しようと思います。
その他、たまにロック、小説にふけり、思い立って旅行に行ったり写真など撮ってみたり。

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